マイクロ波観測機器

マイクロ波
ハイパースペクトル放射計
DSμRAD
(Direct RF Sampling Hyperspectral Microwave Radiometer)
最大40GHzまでの直交2偏波について、16MHz間隔という高周波数分解能での輝度温度計測を実現しました。

概要

環境中の様々な周波数のマイクロ波を受信することによって、例えば大気中の水蒸気量や水分量などを計測することができます。
受信したマイクロ波を 信号処理機能付きダイレクトRFサンプラー で培った広帯域なAD変換技術とデジタル分光処理により、高い周波数分解能のマイクロ波スペクトルが得られます。
エレックス工業はこの概念をマイクロ波ハイパースペクトル放射計(DSμRAD)▲1にて世界で初めて製品化▲2しました。

想定用途

国内外の気象機関・研究機関による地球環境研究(リモートセンシング)、電波利用監視

特徴

  • 最大40GHzまでの直交2偏波を同時に輝度温度計測
  • 広帯域なダイレクトRFサンプリング(アンダーサンプリング)技術による小型化
  • 輝度温度の周波数間隔 16MHz
  • 運用時、液体窒素やノイズダイオードなどのアクティブ素子を用いないパッシブ素子のみを用いた電力-輝度温度校正▲3

出版

    本装置の概要及び評価結果はIEEEで論文として出版されています。

    T. Maeda, N. Kawaguchi, K. Harada, K. Ozeki, Y. Chikahiro, H. Onuki, Y. Hayashi, K. Ema, K. Naoki, M. Nakayama, and T. Takano: Direct RF Sampling Hyperspectral Microwave Radiometer (DSμRAD) for Ground Use, IEEE Geoscience and Remote Sensing Letters, doi: 10.1109/LGRS.2020.2990707.

主要諸元

観測周波数 ・帯域1 0.512~8.192GHz
・帯域2 8.192~16.384GHz
・帯域3 16.384~24.576GHz
・帯域4 24.576~32.768GHz
・帯域5 32.768~40.96GHz
※発注時に観測対象に合わせていずれかの帯域/複数帯域を選択
観測偏波 垂直偏波・水平偏波
※発注時に観測対象に合わせてどちらか一方/両方を選択
スペクトル周波数間隔 16/32/64/128MHzから計測開始時に選択
積分時間 1/10/100/1000msecから計測開始時に選択
輝度温度 計測範囲 3~1200K
輝度温度 計測精度 Typ 1K(@300K)
電源入力 AC100~240V もしくは DC+12~32Vのバッテリー
外形 700x270 x 270mm ゴム足・取手などの突起物を除く
重量 最大30Kg(観測周波数帯域と観測偏波数に依存)

観測風景


千葉県富津市の建物屋上にハイパースペクトル放射計を設置し、東京湾を計測

機能別リスト

お問い合わせ

各お問い合わせページへ
  • 平日10:00より17:00
044-854-8281

開発実績一覧 製品カタログ ダウンロード 採用情報